コロナ関係で役所で行っていた１歳６ヶ月検診が歯科医院で行われるようになりました。
その甲斐もあり、歯がはえ始めたばかりの子どもも一般の歯科医院に増えています。
先日一歳になったばかりの子どもの検診を行った際に
お母さんから
『早くから歯医者にかかるメリットってあるんですか？』
と聞かれました。
今のお母さんは忙しいです。
子どもをわざわざ歯医者に連れていくのも一苦労だと思います。
今日はメリットがあるのか？に答えたいと思います。
主なメリットは虫歯になるリスク（確率）を下げられること
これが一番だと思います。
子どもは1人で考えて食事をすることができません。
そのため
虫歯の教育は主にお母さんにすることになります。
歯のことに関心がある方、そうでない方も
一通りの虫歯のポイントをご説明しますので
『何が歯にとって悪いか』
これを早期に知ることができ、
虫歯になる確率を減らせることが最大にメリットではないでしょうか。
その他に何かあるかな～と考えている時に
新規の患者さんで６歳の子どもがきました。
その子は
今まで歯医者にかかったことがありません。
しかし麻酔薬を使わないといけないくらいの虫歯があるため
治療をすることになりました。
私たちにとっては最悪なシチュエーションです。
歯科が初めての子にとって
歯科のチェアに座ることも
課題ですし
子どもの目線で
歯科の器具は怖いものばかりなんです。
そんな中
いきなりの麻酔を使った治療は恐怖でしかありません。
このシチュエーションを踏まえて
感じたことは
小さい時から
歯科の特殊な椅子に座って
歯科の道具に慣れていると
自然と治療もすんなり受け入れられるようになります。
義務教育ではありませんが
お口の中も
教育ひとつで良くも悪くもなります。
そういう観点から
早くから
歯科にかかることはメリットだらけです！
当院では、基本になる歯磨きをお子さまに徹底的に
練習してもらいます。
歯磨きの練習は
痛いことではありませんし
何より自分が体験でき
参加できるため結構好評です 笑
仕上げ磨きは言うまでもなく大事ですが
今のお母さんたちはほんと忙しいです！
その負担を
少しでも減らせるように
なかとみ歯科医院のスタッフは頑張っています。
歯がはえてきた時がタイミングです。
早くから歯科にかかって
生涯虫歯のないお口を目指しましょう！
