ORAL FUNCTION
口腔機能発達不全症とは
食べる、話す、呼吸するなどのお口の機能が、年齢に応じて十分に獲得できていない、またはその疑いがあり、継続的な評価・管理が必要な状態をいいます。
見た目の歯並びだけではなく、鼻呼吸、舌の安静時の位置、口唇を閉じる力、かみ方・飲み込み方などを総合的に確認します。
こんな様子はありませんか
BITE & GROWTH
代表的なかみ合わせと、将来起こり得ること
かみ合わせだけで将来が決まるわけではありませんが、清掃性、食べ方、発音、口唇閉鎖や顎の成長などに影響することがあります。図は保護者の方に理解していただくための説明用イメージです。
叢生(そうせい)
下あごの前歯などが重なり、清掃しにくくなったり、永久歯が並ぶスペース不足につながることがあります。
過蓋咬合(かがいこうごう)
上の前歯が下の前歯を深く覆う状態で、前歯や歯ぐきへの負担、顎の動かしにくさにつながることがあります。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の前歯や上あごが前方に出ている状態で、口唇閉鎖や口呼吸、前歯の外傷リスクに関わることがあります。
反対咬合(はんたいこうごう)
下の前歯が上の前歯より前に出ている状態で、前歯でかみにくい、顎の成長バランスに影響することがあります。
開咬(かいこう)
奥歯はかんでいても前歯がかみ合わない状態で、前歯で食べ物を切りにくい、舌突出や発音の問題に関わることがあります。
※効果や変化には個人差があり、図に示した内容が必ず起こるわけではありません。診察結果を踏まえて個別にご説明します。
OUR APPROACH
プレオルソで目指すこと
プレオルソは、歯科医師が適応を判断して使用する取り外し式の咬合誘導装置です。装置の使用とMFTを通じて、お口の機能の獲得を支援します。
鼻呼吸
鼻で呼吸することを意識し、口が開いたままになる習慣を見直します。
舌の位置
舌を安静時の位置へ置く練習を行い、前歯を押す癖などを確認します。
口唇閉鎖
無理なく口唇を閉じる力を育て、口元の筋肉の使い方を整えます。
飲み込み方
舌で前歯を押し出さない、年齢に合った飲み込み方を練習します。
お子さん自身の成長する力を生かして、成長の範囲で
できる限り歯が並びやすい環境をつくることを目指します。
歯並びや顎の成長には個人差があります。すべての歯がきれいに並ぶことを保証する治療ではなく、状態に応じて矯正専門医をご紹介します。
FLOW
診察から継続管理まで
初回評価
口腔内写真、パノラマエックス線での歯牙評価、口腔機能の確認を行います。
診断・説明
歯科医師が適応を判断し、目的・限界・費用・使用方法をご説明します。
装置のお渡し
装置の向き、洗浄・保管、日中と就寝時の使用方法をご案内します。
月1回の確認
最初の3〜6か月は月1回、使用状況・口腔内写真・MFT・必要な予防処置を確認します。
経過観察
その後は状態に応じて通院間隔を調整し、継続・変更・紹介を判断します。
COST & PERIOD
治療期間・通院・費用
初回に使用するプレオルソ装置の費用です。
成長、摩耗、破損、紛失などにより追加装置が必要な場合の費用です。
| 治療期間の目安 | 約2年。成長や使用状況、口腔機能の変化により前後します。 |
|---|---|
| 通院の目安 | 最初の3〜6か月は月1回。その後は状態に応じて1〜3か月ごと。標準的には初回を含め約10〜18回程度を想定します。 |
| 口腔機能の評価・指導 | 保険診療の対象となる場合があります。適用の可否と自己負担額は、診断・診療内容・加入保険等により異なります。 |
| その他の費用 | 必要な検査、画像撮影、予防処置等については、診療内容に応じて別途費用がかかる場合があります。開始前にご説明します。 |
RISKS & LIMITATIONS
主なリスク・副作用・治療の限界
自由診療の装置を検討する際に知っていただきたい内容です。
使用装置:プレオルソ(管理医療機器・歯列矯正用咬合誘導装置/医療機器製造販売認証番号 225ADBZX00053000)
FAQ
よくあるご質問
プレオルソだけで歯並びはきれいになりますか?
歯を細かく移動させて仕上げる装置ではありません。口腔機能を整え、成長の範囲で歯が並びやすい環境をつくることを目指します。必要に応じて矯正専門医をご紹介します。
何歳から始められますか?
年齢だけで決めず、歯の生えかわり、かみ合わせ、口腔機能、装置を使用できるかを確認して判断します。
学校でも装置をつけますか?
基本的には、ご家庭で日中合計1時間程度と就寝時に使用します。学校へ持参する必要はありません。
鼻づまりがある場合も使用できますか?
鼻呼吸が難しい状態では、使用方法の調整や耳鼻咽喉科への相談が必要な場合があります。無理に使用せず、必ずお知らせください。
途中で装置が合わなくなったらどうしますか?
成長、歯の生えかわり、摩耗や破損に応じて確認します。調整または追加装置が必要な場合は、事前に費用をご案内します。
広告表現について本ページは治療効果を保証するものではありません。個々の結果は、年齢、成長、かみ合わせ、口腔機能、装着時間、家庭での協力等により異なります。診療内容・費用・期間・リスクについて、診察後に個別にご説明します。
参考情報

