知って納得、使ってスッキリのアレ

みなさんはみたことがあるだろうか・・

むかーし、私が小学生のとき

アクアフレッシュのCMでのこと

歯ブラシの端から端まで歯磨き粉をたっぷりつけるなんとも贅沢な使い方のCM
子どもの頃あの贅沢な使い方に憧れて大量の歯磨き粉を出している姿をよく怒られたものだ。

ん?

歯磨き粉の量はどれくらい?

裏側見てみよう・・・

・・

・・・

『適量お取りください』笑

というわけで今回はなかとみ歯科医院が患者さんに説明する適量についてお話しします。

私は小さい時に親に歯磨きをしろと口すっぱく言われてきました。
それで必ず歯磨き粉を使って歯磨きしていたのですが

ある時は長ーく伸ばしてみたり、ある時は先端に米粒くらい少なく

そう、その日の気分で量を決めていました。

みなさまも歯磨き粉の量はその日の気分によってまちまちな方もいらっしゃると思います。

そもそも歯磨き粉ってなんのため?

磨いた後の清涼感なども狙いの1つではありますが、

予防の観点からすると

フッ素

そう、フッ素

大事なんですよね

現在市販の歯磨き粉にはほとんど『フッ素』が入っています。

簡単にフッ素は歯を強くするレシピの1つだと考えてください。

歯磨き粉を使うことで、
必然とフッ素を使うことになり、
歯をむし歯から守ることができます。

子ども用で500ppm、900ppm
大人用で1450ppmというのが市販されてます。

ppmって単位は簡単にいうとどれくらい入っているか、なんです。
当然数値が高い方が効果も高いんです。

さて、使うことがいいのはわかったけど、量や頻度は?

結論から言いますと

ぶくぶくうがいの出来ない子は
500ppmのものを歯ブラシの1/3くらいの長さ

ぶくぶくうがいができるようになったら
900ppmのものを歯ブラシの2/3くらいの長さ

高校生以上は
1450ppmのものを歯ブラシの端から端まで(2cmくらい)

これを1日2回!!

朝、晩、食後にブラッシング!

必ずブラッシング!!

ぶくぶくうがいができるかで分かれているのは、
子どもが歯磨き粉を飲み込んでしまうからなんです。

一応、フッ素を大量に取り込むとフッ素中毒になることがあります。
この量、まさに適量を守ることが、
歯にも体にもいいことなので、必ず使用量は守ってください。

いかがでしょう

やりすぎと思ったあのCM正しかったんだなーと最近になって思いますね

歯磨き粉を使ってなかったみなさまもこれを機に使ってみてください!

むし歯にならないことはホント幸せなことですからね

追伸
このブログは、専門家として歯にいい話を発信し、読んでくれた方々が正しい知識を持って、健康になってくれたら大成功だと思っています。

今日の一枚

上手だよね

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