妊婦検診や節目検診、企業検診だけじゃダメですか?

歯にいいブログ

 

先日いらっしゃった患者さんより

上記の質問をいただきました。

患者さんは

企業歯科検診といいまして
国によって定められた項目を検査し

今のお口の中の状態を評価する検診を
受診されました。

ここで確認するのは

特定の歯に対して

プラークコントロール(歯磨きが適切にできているか)

歯周病の進行度合い(治療対象になるポケットがないか)

視診でのカリエスチェック(明るい照明の中で明らかな虫歯がないか)

この3点をみています。

この3点をクリアされている方は
検査項目と状態の説明で検診を終わります。

上記の何かが引っかかった場合には、

プラークコントロールが悪ければ歯磨きの指導が必要です。

歯周病の進行があれば、歯周病の治療が必要です。

視診でカリエスがあれば虫歯の治療が必要です。

次回より治療へ進むか相談します。

以上が、国によって定められた検診の内容です。

 

一方で、当院で定期的に歯科検診をおこなう方々は

上記の検査を全ての歯におこないます。

 

一番の違いは

レントゲンでの検査を行うことではないでしょうか。

視診のみで虫歯のチェック

大丈夫でしょうか?

 

そうなんです

虫歯のできやすいところは

歯と歯のあいだです。

 

歯と歯のあいだは明るい照明のなかで

確認してもよくわかりません。

 

つまり

虫歯が深い位置にあれば

残念ながら

視診では判断がつかず

見落とすことがあります。

 

レントゲン写真を撮影して

見た目ではわからないところもみていくことが

大事なことです。

 

以上から

国より補助を受けての検診は

歯医者で定期管理を行うための

きっかけ作りという意味合いで考えています。

 

もちろん

歯医者での定期管理に価値を感じない
方もいらっしゃると思います。

何もなく健康な状態をキープし

病気を未然に防ぐことが

できれば理想的ですよね。

 

当院ではそのように考えています。

 

押し売りはしませんので

この内容に賛同できる方は

ぜひともメンテナンスにかかってください!

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