『先生苦しいんですけど』
根管治療中にたまに言われることがあります。
根管治療とは、歯の神経をとることや、
一度神経をとったところの再治療をする処置のことです。
神経をとったことがある方は、何回も通院して、
歯をグリグリされてるなーって感じたことがあるかもしれません。
今日はなかとみ歯科医院が、根管治療をする際に、使用する『ラバーダム』についてお話します。
まず聴き慣れな言葉『ラバーダム』って何?
簡単にいうと、ラバーダム防湿とは『ゴムのシートを口の周りにはって治療すること』です。
口の中には細菌がたくさんいます。目に見えません。
そんな中治療するとどうなると思いますか?
不確かな治療になりそうですよね・・・
そうならないためにラバーダム防湿の登場です!
歯に金具を引っ掛けてそこを軸にゴムを広げます。
すると、こんな感じになります。
こうすると、唾液が中に入りにくくなるので、
治療の成功率が上がります。
全ての処置にこの方法がとれたらいいのですが、残念ながら治療が限られます。
問題は息苦しいことと、唾液がお口の中にたまるので、苦しい人もいると思います。
患者さんは苦しいかもしれませんが、治療の成功率をあげるためですので
頑張って協力してください!
なお苦しい時は必ず外しますので、強制的ではありません。
安心してください。
いかがでしょう。
少し歯科治療の理解が深まったのではないでしょうか。
いずれにしても神経を取ることがないように意識を上げて虫歯の予防に努めましょう!!
みなさまの健康のため、全力でサポート致します。