歯周病あるある

 

治療期間長いなー

ピンと来ない方も経験された方も多いと思います。

 

なぜこんな話をするのか

それは

当院でカウンセリングを行なっている中で
以前は半年に一回、クリーニングしていたのに
歯周病が進行していたんですか?

とか

以前は一回でお掃除が終わっていたのに
なんで回数を分けて治療しないといけないんですか?

などなど

皆さまの不満をたくさんいただいたからです。

歯周病の治療においてそう思わせることの大半は
こちら側の説明不足によるところも多いと思います。

また治療して劇的な変化が必ず起こるというわけでもないため、
必要性を感じられず、
中断される方も結構いるんですよね。

 

本日は福岡市東区箱崎のなかとみ歯科医院で
考えている歯周病の期間の長さについて考察します。

歯周病の治療って
簡単にいうと

口の中、歯の周りを清潔な環境に保つこと

だと考えてください。

そのために
まず病態の話、歯ブラシの当て方の話があり
歯石の話があります。

皆さんが自宅で落とせない汚れは
歯科医院で専門の機械を使って落としていきます。

その清掃の中で

歯石を一回で取れないのか?という質問があります。

結論は

できる場合と

できない場合があります。

 

できる場合というのは、歯周病の進行度が軽度であり、
歯肉よりも上についたごく初期の歯石の場合です。

一回で終われるくらいの状態とはそれくらいで
メンテナンスで3ヶ月に一回かかっているっしゃる方
一回でメンテナンスが終了することが多いです。

 

では
一回でできない場合、
複数回かかる場合というのは
どんなものか

これは歯周病の進行が中等度以上の場合に複数回かかります。

なんで?

と思われるでしょう。

理由として健康保険を利用した制度上の制約があります

これは無計画に設定されたものではなく、
患者の負担や、歯肉の反応などまで考えての期間です。

お口の中は6ブロックに分けて考えることがあります。

右上の臼歯、上の前歯、左上の臼歯
右下の臼歯、下の前歯、左下の臼歯

この6つです。

歯肉より上についた初期の歯石は一回で落とせる
と話しましたが、

今回のターゲットは
歯肉より下についた歯石です。

以前も別のブログで書きました
歯肉より下についた歯石は硬くてしつこいです。
また見えづらいところに付着していることが多く取るのも大変なんです。

そして深いところを触りますから、
処置後にしみる症状が出たり痛みが出ることがあります。

では
これを一回で進めようとしたらいかがでしょう?

私ならゾッとします。笑

もしお口の中全体にしみる症状と痛みが出たら、

食事もできないし、
冷たいものも、温かいものも
飲めないでしょう。

以上のことから、
進行した歯周病の治療は複数回に分けることが一般的なのです。

また患者様の生活の負担まで考えてのことですから
歯周病の治療
大変ですがご理解いただけると幸いです。

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